トコフェロールニコチン酸エステル × アルコール(お酒全般) 一般的注意
要約
この薬の成分の一つニコチン酸には血管を広げる働きがあり、お酒にも血管を広げて顔が赤くなったり血圧が下がったりする作用があります。一緒になると、顔のほてりやめまい・ふらつきが強まる可能性が、作用の重なりから類推されます(類推であることを明記します。添付文書でお酒が名指しされているわけではなく、組み合わせを直接調べた試験もありません)。ふらつきがあるときは無理をせず、気になったら処方医・薬剤師に相談しましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(併用の直接データなし。作用の重なりからの類推)
根拠
ユベラNカプセル100mg/ユベラNソフトカプセル200mg/ユベラN細粒40%(エーザイ)の添付文書、2023年7月改訂・第1版(添付文書番号2190006M1156_1_02)をPMDA電子添文の情報で確認した。添付文書に§10(相互作用)の設定はなく、併用禁忌・併用注意の名指し行はない。用法はトコフェロールニコチン酸エステルとして通常成人1日300~600mgを3回に分けて経口投与。薬効薬理には血小板(血液を固める成分)の粘着・凝集を抑える作用が示されている。§10の名指しはなく、本剤の血管拡張に関わる作用とアルコールの作用の重なりからの類推であるため一般的注意とした。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認