イソロイシン・ロイシン・バリン配合剤 × 食事 注意(添付文書)
要約
この薬は分岐鎖アミノ酸(BCAA)だけの製剤で、必要なアミノ酸の全てはこの薬だけでは満たせません。添付文書では、この薬を使うときは食事等で必要な量のたんぱく質と熱量(1日たんぱく量40g以上、1日熱量1000kcal以上)を摂ることとされています。食事が不足したままでは効果が期待できないだけでなく、長く続くと栄養状態が悪くなるおそれがあります。とくにたんぱく質を制限している人は、必要最小限の量を確保する必要があるため、食事の内容は処方医・管理栄養士・薬剤師と確認してください。飲み方は1日3回、食後が決まりです。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(添付文書§7.1の規定に基づく。食事との相互作用試験の数値ではない)
根拠
リーバクト配合顆粒(EAファーマ)の添付文書、2024年12月改訂・第2版を原文(PDF)で確認した。添付文書に§10(相互作用)の設定自体がなく、併用禁忌・併用注意の名指し行はない。用法は通常、成人に1回1包を1日3回食後経口投与。1包(4.15g)中にL-イソロイシン952mg、L-ロイシン1904mg、L-バリン1144mgを含む。効能は、食事摂取量が十分にもかかわらず低アルブミン血症を呈する非代償性肝硬変患者の低アルブミン血症の改善。 §7.1に「本剤使用時には患者の状態に合わせた必要蛋白量(アミノ酸量)及び熱量(1日蛋白量40g以上、1日熱量1000kcal以上)を食事等により摂取すること。特に蛋白制限を行っている患者に用いる場合には、必要最小限の蛋白量及び熱量を確保しないと本剤の効果は期待できないだけでなく、本剤の長期投与により栄養状態の悪化を招くおそれがある」と、食事が名指しされ具体的な数値とリスクが示されている(記載の所在は§10ではなく§7.1)。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認