ラゼルチニブ × 食事 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
健康な人で比べた試験では、高脂肪の食事(800〜1000kcal、脂肪が約50%)と一緒に飲んでも、空腹時と比べて血中濃度(血液中の薬の量)の指標(Cmax・AUC)は同程度で、食事の影響は15%未満でした。つまり食事で効き目が大きく変わる可能性は低く、食事と一緒でも、食後でなくても飲める薬です。決められた1日1回の飲み方を続けてください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。
ヒトでのエビデンス
あり(健康成人での食事の影響試験で、高脂肪食後もCmax・AUCが空腹時と同程度と示されている)
根拠
ラズクルーズ錠80mg・240mg(ヤンセンファーマ)の添付文書、2026年3月改訂・第2版を原文で確認した。§16.2.1に、健康成人24例にラゼルチニブ240mgを単回投与したとき、空腹時投与に対する高脂肪食投与後におけるラゼルチニブのCmax及びAUClastの幾何平均値の比は、それぞれ0.934及び1.14であったと示されている。§6の用法に食事条件の指定はない。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
健康成人24例、ラゼルチニブ240mg単回投与、高脂肪食(800〜1000kcal、脂肪約50%)と空腹時の比較
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。