このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

表示設定:配色 ライト / 文字 標準

ラゼルチニブ × 強いCYP3A誘導薬(リファンピシン、カルバマゼピン、フェニトイン等) 注意(添付文書)

要約

強いCYP3A誘導薬(代謝酵素CYP3A4の働きを強めて薬の分解を速める薬。例: リファンピシン(結核の薬)、カルバマゼピン、フェニトイン(てんかんの薬))との併用は避けることと海外の添付文書に書かれています。健康な人での試験では、リファンピシンと一緒に使うと、この薬の最高血中濃度(Cmax)が72%、AUC(血中濃度の指標)が83%下がりました。濃度が大きく下がると、がんへの効き目が弱くなるおそれがあります。これらの薬を使っている、または新しく使う場合は、必ず処方医・薬剤師に伝えましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

あり(健康成人でリファンピシン併用時にCmax 72%低下、AUC 83%低下が示されている)

根拠

ラズクルーズ錠80mg・240mg(ヤンセンファーマ)の添付文書、2026年3月改訂・第2版を原文で確認した。§10は§10.2のみで構成され、併用禁忌(§10.1)の設定はない(§2の禁忌は本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者のみ)。§10.2に強い又は中程度のCYP3Aの誘導剤(リファンピシン、フェニトイン、カルバマゼピン、フェノバルビタール等)が名指しされ、可能な限り併用を避け代替を考慮することとされている。リファンピシン併用時のCmax 72%低下・AUC 83%低下は健康成人でのヒトデータとして§16.7.2に示されている。禁忌とはされていない。

最終確認日
2026-11-02
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:主にグルタチオン抱合で代謝(GSTM1)、排泄は主に糞中

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

ラゼルチニブ の飲み合わせ一覧へ