ラマトロバン × NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬、痛み止め・解熱剤) 一般的注意
要約
ロキソプロフェンやイブプロフェンなどのNSAIDs(痛みや熱を下げる薬のグループ)も、血小板の働きを抑えたり胃の粘膜を荒らしたりするため、ラマトロバンと一緒に使うと出血しやすくなる可能性が、作用の重なりから類推されます(類推であることを明記します。添付文書でNSAIDsが名指しされているわけではありません。名指しがあるのはサリチル酸系製剤(アスピリン等)です)。市販の痛み止めを使う場合は、使っていることを処方医・薬剤師に伝えましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。 自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(併用の直接データなし。出血傾向という作用の重なりからの類推)
根拠
ラマトロバン錠50mg・75mg「KO」(寿製薬)の添付文書、2023年10月改訂・第2版を原文で確認した。バイナス錠50mg・75mg(バイエル薬品、先発品)の添付文書、2019年1月改訂・第6版を原文で確認した。後発品ラマトロバン錠「KO」(寿製薬)のインタビューフォーム(2018年12月作成・第1版)でも相互作用の内容が同趣旨であることを照合した。用法は通常成人1回75mgを1日2回、朝食後・夕食後(又は就寝前)。併用注意は抗血小板剤・血栓溶解剤・抗凝血剤(1行にまとめた記載)、サリチル酸系製剤(アスピリン等)、テオフィリンの名指しがある。効能はアレルギー性鼻炎。 併用注意の名指しは抗血小板剤・血栓溶解剤・抗凝血剤・サリチル酸系製剤・テオフィリンのみで、NSAIDs(アスピリンを除く)の名指しはない。作用の重なりからの類推である。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認