ポリスチレンスルホン酸ナトリウム × 甲状腺ホルモン製剤(レボチロキシン等) 注意(添付文書)
要約
レボチロキシンなどの甲状腺ホルモン製剤(甲状腺のホルモンを補う薬)と一緒に使うと、相手の薬の効き目が弱くなることがあると添付文書に書かれています。この薬が腸の中で相手の薬を吸着(くっつけて取り込むこと)し、吸収を邪魔するためと考えられています。添付文書では「服用時間をずらすなど注意すること」とされていますが、具体的な時間の数値は示されていません。公式の決まりはありませんが、安全のため約3時間あけるのが目安です。時間をずらすことで対処できる飲み合わせです。
ヒトでのエビデンス
なし(添付文書§10.2の規定に基づく)
根拠
ケイキサレート散(鳥居薬品)の添付文書、2023年12月改訂・第2版をPMDA電子添文の原文で確認した。効能は急性および慢性腎不全による高カリウム血症。§10.1(併用禁忌)の設定はなく、§10.2(併用注意)はジギタリス製剤、アルミニウム・マグネシウム又はカルシウムを含有する制酸剤又は緩下剤、甲状腺ホルモン製剤(レボチロキシン等)の3行のみ。§16.2で、本剤はラットの実験で吸収が認められず、腸管内で作用することが示されている。 §10.2で甲状腺ホルモン製剤(レボチロキシン等)が名指しされ、効果減弱のおそれと「服用時間をずらすなど注意すること」が示されている。具体的な間隔の数値は日本の添付文書にはない。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。