ヒドロキシクロロキン硫酸塩 × タモキシフェン・ビガバトリン 注意(添付文書)
要約
タモキシフェン(乳がんの薬)やビガバトリン(てんかんの薬)と一緒に使うと、網膜障害(目の奥の網膜が傷む障害)のリスクが増えるおそれがあると添付文書に書かれています。どちらの薬も網膜障害を起こす可能性があるためです。この薬自体にも網膜症の重大な副作用があり、定期的な眼科検査が行われます。見え方の変化があれば早めに処方医・眼科医に伝えましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。 自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(添付文書§10.2の規定に基づく)
根拠
プラケニル錠200mg(サノフィ)の添付文書、2026年4月改訂・第6版を原文で確認した。用法は1日1回食後、理想体重に応じ200mg又は400mg。§10.1(併用禁忌)の設定はなく、§10.2(併用注意)はジゴキシン、シクロスポリン、インスリン・糖尿病用薬、QT延長を起こすことが知られている薬剤(アミオダロン、モキシフロキサシン等)、シメチジン、抗マラリア薬(メフロキン等)、抗てんかん薬(フェニトイン、カルバマゼピン等)、プラジカンテル、アガルシダーゼ、タモキシフェン・ビガバトリンの名指しがある。 §10.2でタモキシフェン、ビガバトリンが名指しされ、併用により網膜障害のリスクが増大するおそれが示されている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認