このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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レテルモビル × アトルバスタチン(脂質異常症治療薬、商品名: リピトール等) 注意(添付文書)

要約

アトルバスタチン(コレステロールを下げる薬)と一緒に使うと、アトルバスタチンの血中濃度が上がります。試験では血中濃度の指標(AUC)が3.29倍になったことが示されており、ミオパチー(筋肉の痛みや力が入らないなどの筋肉の障害)などの副作用が出やすくなるおそれがあります。併用時は筋肉の痛みなどの変化に注意し、患者の状態を十分に観察することとされています。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。 自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

あり(健康成人14例での相互作用試験でアトルバスタチンのAUC 3.29倍が添付文書§16.7.2に示されている)

根拠

プレバイミス錠240mg/顆粒分包20mg・120mg(MSD)の添付文書、2025年10月改訂・第6版をPMDA電子添文の原文で確認した。成人の用法はレテルモビルとして1日1回480mg(シクロスポリン併用時は240mg)。本剤はOATP1B1/3(肝臓へ薬を取り込む運び屋)、P-gp、UGT1A1/3の基質で、CYP3A(薬を分解する酵素の一つ)を時間依存的に止め、BCRP・OATP1B1/3を止め、CYP2C9・CYP2C19を増やす(誘導する)可能性があると§10冒頭に書かれている。 §10.2でアトルバスタチンが名指しされ、CYP3A、OATP1B1/3及び腸管のBCRPの阻害により血漿中濃度が上昇し、ミオパチー等に注意して状態を観察することとされている。§16.7.2表6ではアトルバスタチン20mg単回とレテルモビル480mg 1日1回併用でAUC幾何平均比3.29(90%信頼区間2.84-3.82)が示されている。

最終確認日
2026-11-02
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:ほとんど代謝されず、主に糞中へ排泄

研究の条件

研究の条件: 健康成人14例、アトルバスタチン20mg単回投与とレテルモビル480mg 1日1回併用(添付文書表6)。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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