このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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レテルモビル × ボリコナゾール(抗真菌薬、商品名: ブイフェンド) 注意(添付文書)

要約

ボリコナゾール(カビの薬)と一緒に使うと、ボリコナゾールの血中濃度が下がります。試験では血中濃度の指標(AUC)が0.56倍(約44%低下)になったことが示されており、カビへの効き目が弱まるおそれがあります。添付文書では、併用時はボリコナゾールの治療効果が弱まらないか、患者の状態を十分に観察することが勧められています。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。 自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

あり(健康成人12例での相互作用試験でボリコナゾールのAUC 0.56倍が添付文書§16.7.2に示されている)

根拠

プレバイミス錠240mg/顆粒分包20mg・120mg(MSD)の添付文書、2025年10月改訂・第6版をPMDA電子添文の原文で確認した。成人の用法はレテルモビルとして1日1回480mg(シクロスポリン併用時は240mg)。本剤はOATP1B1/3(肝臓へ薬を取り込む運び屋)、P-gp、UGT1A1/3の基質で、CYP3A(薬を分解する酵素の一つ)を時間依存的に止め、BCRP・OATP1B1/3を止め、CYP2C9・CYP2C19を増やす(誘導する)可能性があると§10冒頭に書かれている。 §10.2でボリコナゾールが名指しされ、CYP2C9及びCYP2C19の誘導により血漿中濃度が低下し、治療効果を減弱させるおそれがあるため状態観察が推奨されている。§16.7.2表6ではボリコナゾール200mg 1日2回とレテルモビル480mg 1日1回併用でボリコナゾールのAUC幾何平均比0.56(90%信頼区間0.51-0.62)が示されている。

最終確認日
2026-11-02
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:ほとんど代謝されず、主に糞中へ排泄

研究の条件

研究の条件: 健康成人12例、ボリコナゾール200mg 1日2回とレテルモビル480mg 1日1回併用(添付文書表6)。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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