パチロマーソルビテクスカルシウム × メトホルミン塩酸塩 注意(添付文書)
要約
メトホルミン(糖尿病の薬)と一緒に飲むと、メトホルミンの吸収が下がって効き目が弱くなる可能性があると添付文書に書かれています。この薬が腸の中でメトホルミンの吸収を邪魔するためと考えられています。併用する場合は、3時間以上あけて飲むこととされています。時間をずらすことで対処できる飲み合わせです。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(メトホルミンとの相互作用試験で、同時併用時に血中濃度の指標が下がり、3時間あけると避けられる可能性が示されている)
根拠
ビルタサ懸濁用散分包8.4g(ゼリア新薬工業)の添付文書(2025年12月改訂の電子添文)の§10を確認した。照合は、インタビューフォーム第5版(2025年12月作成。同電子添文に基づく旨が明記されている)に転載された§10.2の全文によった。PMDAの添付文書原文PDFには本調査で直接到達できていない。§10.2(併用注意)にメトホルミン塩酸塩が名指しされ、「本剤との併用により、メトホルミンの吸収が低下し作用が減弱する可能性がある。併用する場合は、3時間以上空けて服用すること。[16.7.2参照]」とされている。インタビューフォームの解説では、メトホルミンとの同時併用でAUC(血中濃度の指標)が低下し、3時間間隔を空けることで相互作用を回避できる可能性が示されている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
メトホルミンとの相互作用試験(ビルタサとの同時併用と3時間間隔投与の比較。インタビューフォーム掲載の外国データ)