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テナパノル塩酸塩 × セベラマー 大きな影響なし(ヒトデータあり)

要約

セベラマー(リン吸着薬。腸でリンをつかまえて吸収を防ぐ薬)との併用では、健康な成人で比べた試験で、テナパノルの効き目の指標である便中へのナトリウムとリンの排泄量に変化は認められませんでした。試験管の中の実験では2つが結びつく可能性が示されていましたが、実際の人では影響は出ませんでした。

ヒトでのエビデンス

あり(健康成人16例の併用試験で、テナパノルの薬効の指標である便中ナトリウム・リン排泄量に変化なし。外国人データ)

根拠

PMDAの審査報告書(令和5年8月8日付け審査報告書の英訳版)§6.2.9に、セベラマー炭酸塩との相互作用試験(D5611C00006、非日本人健康成人16例)の結果が示されている。テナパノル14mgを1日2回(朝食・夕食直前)、セベラマー炭酸塩800mgを1日3回(食前)併用しても、便中ナトリウム排泄量(併用なし29.2±19.3 mEq/日、併用時25.7±17.9 mEq/日)と便中リン排泄量(37.4±11.4 mEq/日、37.7±7.5 mEq/日)に影響はなかった。試験管内ではセベラマーへの結合が示唆されていたが、ヒトでは薬効への影響は認められなかった。フォゼベル錠(協和キリン)の日本の添付文書の原文には本調査で到達できなかった(改訂年月・版数は未確認)。

最終確認日
2026-11-02
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:体にほとんど吸収されず、糞中へ排泄

研究の条件

非日本人健康成人16例。テナパノル14mg1日2回を朝食・夕食直前に、セベラマー炭酸塩800mg1日3回を食前に4日間併用

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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