オザニモド塩酸塩 × 免疫抑制剤・生物製剤・JAK阻害剤(ステロイドを除く) 注意(添付文書)
要約
タクロリムス、シクロスポリン、アザチオプリンなどの免疫抑制剤(免疫の働きを抑える薬)、生物製剤、JAK阻害剤(ヤヌスキナーゼ阻害剤。免疫に関わる信号を止める薬)とは、感染症のリスクが増える可能性があるため、併用を避けることと添付文書に書かれています(ステロイドは除く)。この薬をやめた後も体内から消えるまでに3ヵ月ほどかかるため、飲み終わってから3ヵ月以内にこれらの薬を使う場合も慎重な観察が必要とされています。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(添付文書§7.5の規定に基づく。併用した臨床試験は実施されていない旨が明記されている)
根拠
ゼポジアカプセルスターターパック/ゼポジアカプセル0.92mg(ブリストル・マイヤーズ スクイブ)の添付文書、2026年4月改訂・第3版をPMDA電子添文の原文で全文確認した。記載の所在は§10ではなく§7(用法及び用量に関連する注意)5で、「感染症のリスクが増加する可能性があるため、本剤とステロイドを除く免疫抑制剤(タクロリムス、シクロスポリン、アザチオプリン等)、生物製剤、ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤等との併用を避けること。本剤とこれらの薬剤を併用した臨床試験は実施していない」と名指しされ具体的なリスクが示されているため、注意(添付文書)とした。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認