エポエチン アルファ(遺伝子組換え) × 鉄剤 注意(添付文書)
要約
この薬が効くには鉄が十分にあることが重要で、鉄が不足している場合は鉄剤を使うことと添付文書に書かれています。鉄は赤血球(血液の中で酸素を運ぶ成分)の材料になるものです。鉄剤を使うかどうかや量は、血液検査の結果を見て処方医が判断します。市販の鉄のサプリメントを自己判断で追加せず、使っている場合は処方医・薬剤師に伝えましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(添付文書§8.1(エスポー皮下用では§8.2)の規定に基づく。併用試験の数値ではない)
根拠
エスポー注射液750・1500・3000/エスポー皮下用シリンジ(協和キリン)の添付文書、2020年12月改訂・第1版を原文で確認し、インタビューフォーム(エスポー皮下用、2023年3月改訂・第2版)でも相互作用の項を確認した。添付文書に§10(相互作用)の設定はなく、併用禁忌・併用注意とも設定されていない。用法は製剤により異なり、透析施行中の腎性貧血では静脈内投与、腎性貧血・自己血貯血では皮下投与(自己注射を含む)が行われる。 §8.1(エスポー皮下用では§8.2)(重要な基本的注意)に「本剤の効果発現には鉄の存在が重要であり、鉄欠乏時には鉄剤の投与を行うこと」と、鉄剤が名指しされ具体的な扱いが示されている(記載の所在は§10ではなく§8.1、エスポー皮下用では§8.2)。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認