イブジラスト × NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬、痛み止め・解熱剤) 一般的注意
要約
ロキソプロフェンやイブプロフェンなどのNSAIDs(痛みや熱を下げる薬のグループ)も、血小板の働きを抑えたり胃の粘膜を荒らしたりします。この薬にも血小板を抑える作用があり、副作用として胃潰瘍が挙げられているため、一緒に使うと出血しやすくなる可能性が、作用の重なりから類推されます(類推であることを明記します。添付文書でNSAIDsが名指しされているわけではありません)。市販の痛み止めを使う場合は、使っていることを処方医・薬剤師に伝えましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(併用の直接データなし。出血・胃粘膜障害という作用の重なりからの類推)
根拠
ケタスカプセル10mg(杏林製薬)の添付文書について、2024年5月改訂の電子添文に基づくインタビューフォーム(2025年7月改訂・第17版)で全文を確認した。電子添文本体の版数表記(第○版)はインタビューフォーム経由では特定できなかったため未確認であり、登録前にPMDA電子添文での再照合を推奨する。添付文書に§10(相互作用)の設定はなく、併用禁忌・併用注意とも設定されていない。用法は、気管支喘息では1回10mgを1日2回、脳梗塞後遺症に伴う慢性脳循環障害によるめまいの改善では1回10mgを1日3回。 §11.2(その他の副作用)に胃潰瘍が挙げられている。NSAIDsの名指しは添付文書にない。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認