アプレミラスト × メトトレキサート 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
関節の病気などに使うメトトレキサートと一緒に使った試験では、お互いの血中濃度(血液中の薬の量)に目立った変化はなく、薬物動態の相互作用は認められませんでした。海外の添付文書でも併用できるとされています。
ヒトでのエビデンス
あり(尋常性乾癬・乾癬性関節炎・関節リウマチ患者15例で、アプレミラスト30mg 1日2回反復投与下でメトトレキサート7.5~20mgを単回併用したとき、メトトレキサートのAUC・Cmaxは単独投与時と同様で、アプレミラストのAUCは0.7%、Cmaxは5%の減少にとどまった。外国人データ)
根拠
オテズラ錠10mg・20mg・30mg(アムジェン)の添付文書、2025年3月改訂・第4版に基づくインタビューフォーム(2025年3月改訂・第10版)で§10の全文を確認した。電子添文本体の原文には本調査で直接到達できなかったため、版数と§10の内容はインタビューフォーム経由の確認であり、登録前にPMDA電子添文での再照合を推奨する。§10.1(併用禁忌)の設定はなく、§10.2(併用注意)はCYP3A4酵素誘導作用を有する薬剤の1行のみ。用法は漸増投与の後、1回30mgを1日2回、朝夕に経口投与する。本剤は主にCYP3A4で代謝される(CYP1A2・CYP2A6の関与もあり)。 日本の添付文書§10.2にメトトレキサートの名指しはない。結果はインタビューフォームの薬物動態の項(外国人データ)に基づく。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
患者15例、アプレミラスト30mg 1日2回反復+メトトレキサート7.5~20mg単回併用(外国人データ)