このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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ミコナゾール × CYP3A・CYP2C9で代謝される薬(シクロスポリン、タクロリムス水和物、アトルバスタチン、ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬、フェニトイン、カルバマゼピン、抗悪性腫瘍薬等) 注意(添付文書)

要約

この薬は、薬を分解する酵素CYP3AとCYP2C9の働きを邪魔するため、これらの酵素で分解される多くの薬の血中濃度(血液中の薬の量)が上がるおそれがあります。添付文書では、免疫を抑える薬(シクロスポリン、タクロリムス水和物)、コレステロールの薬(アトルバスタチン)、血圧の薬の一部(ニフェジピン、アムロジピンベシル酸塩、シルニジピンなどのジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬、ベラパミル塩酸塩)、てんかんの薬(フェニトイン、カルバマゼピン)、がんの薬の一部(ビンクリスチン硫酸塩等のビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍剤、ドセタキセル、パクリタキセル、イリノテカン塩酸塩水和物)などが名指しされ、副作用が強まるおそれが示されています。表に載っていない薬でも同じことが起こりうるため、使っている薬はすべて処方医・薬剤師に伝えましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

なし(添付文書§10.2の規定に基づく。個別の併用試験の数値ではない)

根拠

フロリードゲル経口用2%(ジーシー昭和薬品)の添付文書、2022年4月改訂・第2版をPMDA電子添文の原文で確認した。本剤はCYP3A及びCYP2C9と親和性を有するため、これらで代謝される薬剤の代謝を阻害し、血中濃度を上昇させる可能性がある(§10序文)。用法はミコナゾールとして1日200~400mgを4回(毎食後および就寝前)に分け、口腔内に塗布し嚥下する。投与期間は原則14日間。 §10.2(併用注意)に名指しされている。 §10.2には上記のほか、シルデナフィルクエン酸塩、アルプラゾラム、ミダゾラム、ブロチゾラム、メチルプレドニゾロン、セレギリン塩酸塩、エバスチン、イマチニブメシル酸塩、ジソピラミド、シロスタゾール、HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル、ロピナビル・リトナビル、ダルナビル エタノール付加物等)が名指しされ、血中濃度上昇や副作用増強のおそれが示されている。§10序文でも「下表以外の薬剤との併用においても、患者の状態を十分観察し、慎重に投与すること」とされている。

最終確認日
2026-11-02
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:添付文書に明確な記載なし

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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