アトバコン × 食事 注意(ヒトデータあり)
要約
この薬は食後に飲むことが決まりです。空腹時に飲むと吸収が大きく下がります。試験では、食後に飲んだ場合と比べて空腹時では血中濃度の指標が約3分の1ほどになりました。濃度が下がると肺炎を治す効き目が弱くなるおそれがあります。食後に飲めない場合は、別の治療を検討することと添付文書に書かれています。ただし、これは一般的な用法です。医師があなたの状態に合わせて違う飲み方を指示している場合は、その指示どおりに飲んでください。
ヒトでのエビデンス
あり(健康成人16例で食後投与によりCmax・AUCが約2.5〜3.5倍)
根拠
サムチレール内用懸濁液15%(グラクソ・スミスクライン)の添付文書、2024年8月改訂・第2版を原文(PDF)で全文確認した。用法は治療:1回5mL(アトバコンとして750mg)を1日2回21日間食後、発症抑制:1回10mL(1500mg)を1日1回食後。§10.1(併用禁忌)の設定はなく、§10.2はリファンピシン・リファブチン/テトラサイクリン塩酸塩・メトクロプラミド/ジドブジン/アセトアミノフェン・ベンゾジアゼピン系薬剤・アシクロビル・オピオイド系鎮痛薬・セファロスポリン系抗生物質・止しゃ薬・緩下剤の4行である。§16.2.1で食後投与によりCmax及びAUCが約2.5〜3.5倍に増加したヒトデータが示されている。 §7に「本剤は絶食下では吸収量が低下するため、食後に投与すること」とされ、§16.2.1で健康成人16例に750mg単回投与時、Cmax及びAUCが食後で約2.5〜3.5倍に増加した(外国人データ)。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認