レボドパ・カルビドパ・エンタカポン配合剤 × ワルファリンカリウム(抗凝固薬、商品名: ワーファリン) 注意(ヒトデータあり)
要約
血液を固まりにくくする薬ワルファリンと一緒だと、ワルファリンの効き目の指標がやや上がる報告があります。試験では、ワルファリンの片方の型の血中濃度の指標AUCが18%、血液の固まりにくさを示すINRが13%上がりました。数値の変化は大きくはありませんが、出血しやすくなるおそれがあるため、併用中はINRなどの検査値の変動に注意することとされています。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(海外臨床試験でAUC 18%増・INR 13%増)
根拠
スタレボ配合錠L50・L100(オリオンファーマ・ジャパン)の添付文書、2024年12月改訂版に基づくインタビューフォーム(2025年12月改訂・第11版)で§10・§15を全文確認した。§10.1(併用禁忌)の設定はなく、§10.2はCOMTにより代謝される薬剤/選択的MAO-B阻害剤/ワルファリン/鉄剤/レセルピン製剤・テトラベナジン/血圧降下剤/抗精神病薬/他の抗パーキンソン剤/NMDA受容体拮抗剤/パパベリン/イソニアジド/イストラデフィリン/スピラマイシンの13行である。電子添文本体の版数表記はインタビューフォーム経由の確認のため、登録前にPMDA電子添文での再照合を推奨する。 §10.2でワルファリンが名指しされ、エンタカポン併用でR-ワルファリンのAUCが18%、INRが13%増加した報告が記載されている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認