ブリーバラセタム × レベチラセタム(抗てんかん薬、商品名: イーケプラ) 注意(ヒトデータあり)
要約
同じタイプの抗てんかん薬レベチラセタムと一緒に使っても、発作を抑える効果が上乗せされることはなかったと海外の製品情報に書かれています。薬の血中濃度への影響も互いにないとされています。なおレベチラセタムは構造が似た薬で、併用自体は臨床では行われることがあります。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(併用試験で追加の発作抑制効果なし。薬物動態の相互作用もなしとされる)
根拠
ブリィビアクト錠(ブリーバラセタム、ユーシービージャパン)の薬物相互作用は、主にメーカーの製品情報・解説資料と海外製品情報で確認した。CYP2C19が主な代謝に関わり(ほかCYP非依存の加水分解)、承認用量の範囲ではCYP3A4の大きな寄与は示されていない。CYP2C19誘導薬(リファンピシン等)で本剤の濃度が下がるおそれがある。リファンピシン600mg/日・5日間併用で本剤のAUCが45%下がったヒト試験、カルバマゼピン・フェニトイン・フェノバルビタール併用でAUCがそれぞれ26%・21%・19%下がった解析が海外製品情報に示されている。日本の添付文書§10.2にレベチラセタムの名指しはなく、海外製品情報の臨床試験に関する記載に基づく。
- 最終確認日
- 2026-11-02