ブリーバラセタム × フェニトイン(抗てんかん薬、商品名: アレビアチン) 注意(ヒトデータあり)
要約
同じ抗てんかん薬のフェニトインと一緒だと、ブリーバラセタムの血中濃度がやや下がります(解析では濃度の指標AUCが21%低下)。逆に、ブリーバラセタムを通常より多い量で使った試験では、フェニトインの濃度が約20%上がったことも報告されています。併用中は両方の血中濃度を確認しながら使われます。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(第2・3相試験の母集団解析、および高用量併用時のフェニトイン濃度上昇の報告)
根拠
ブリィビアクト(ブリーバラセタム、ユーシービージャパン)の添付文書について、メーカーの「使用上の注意の解説」(2025年4月改訂・第3版に基づく資料)で§10を確認した。本剤は主にアミダーゼによる加水分解で代謝され、一部CYP2C19で代謝される。§10.1(併用禁忌)の設定はなく、§10.2(併用注意)にはCYP2C19誘導薬(リファンピシン等)、カルバマゼピン、フェニトイン、アルコール(飲酒)に関する記載がある。リファンピシン600mg/日・5日間併用で本剤のAUCが45%下がったヒト試験、カルバマゼピン・フェニトイン・フェノバルビタール併用でAUCがそれぞれ26%・21%・19%下がった解析が海外製品情報に示されている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認