ナルメフェン塩酸塩水和物 × UGT2B7阻害薬(ジクロフェナク、フルコナゾール等) 注意(添付文書)
要約
ジクロフェナクやフルコナゾールなど、ナルメフェンを体の外へ出しやすくする仕組み(UGT2B7という抱合酵素)を止める薬と一緒だと、ナルメフェンの血中濃度が上がる可能性があります。海外の製品情報では、こうした薬との長期併用では濃度上昇を否定できないとされています。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(in vitro・海外製品情報に基づく)
根拠
セリンクロ錠10mg(大塚製薬)の添付文書・患者向医薬品ガイド(2019年1月作成)で確認した。効能はアルコール依存症患者における飲酒量の低減、用法は1回10mgを飲酒の1〜2時間前に投与、1日1回まで、最大20mg。オピオイド系薬剤(鎮痛、麻酔)を使用中または使用中止後1週間以内の人は禁忌とされ、§10.1(併用禁忌)にオピオイド系薬剤が名指しされている。代謝は主にグルクロン酸抱合(UGT2B7等)で、CYPは主要経路ではない。日本の現行電子添文の版数は今回特定できなかった。UGT2B7阻害薬の名指しは主に海外製品情報に基づく。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。