タンドスピロンクエン酸塩 × 食事 大きな影響なし(ヒトデータあり)
要約
健康な成人6人で比べた試験では、食後と絶食時でタンドスピロンの血中濃度に大きな違いはほとんどありませんでした(最高濃度は食後2.9・絶食3.2ng/mL、濃度の指標AUCは食後11.5・絶食8.2ng・hr/mL)。添付文書でも「食事による影響はほとんど認められなかった」とされています。決められた飲み方を続けてください。
ヒトでのエビデンス
あり(健康成人6例、20mg単回、食後・絶食クロスオーバー)
根拠
セディール錠5mg・10mg・20mg(住友ファーマ)の添付文書、2026年3月改訂・第2版の原文(PDF)で全文確認した。用法は1日30mgを3回に分けて投与、最大1日60mg。§10.1(併用禁忌)の設定はなく、§10.2(併用注意)はブチロフェノン系薬剤/カルシウム拮抗剤/セロトニン再取り込み阻害作用を有する薬剤の3行である。§16.2では健康成人6例で食事の影響はほとんど認められなかったとされ、§16.4では代謝にCYP3A4及びCYP2D6が関与することがin vitroで確認されたとされている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
健康成人6例に20mgを単回投与。Cmax: 絶食3.2±0.6→食後2.9±0.7ng/mL、AUC: 絶食8.2±2.1→食後11.5±3.1ng・hr/mL、半減期1.2〜1.4時間。
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。