コデインリン酸塩水和物 × ナルメフェン塩酸塩水和物(飲酒量低減薬、商品名: セリンクロ) 注意(添付文書)
要約
飲酒量を減らす薬ナルメフェンは、コデインの働く場所(μオピオイド受容体)をふさぐため、コデインの効き目が弱くなるおそれがあると添付文書に書かれています。なお、ナルメフェン側の添付文書では、オピオイド系の薬を使っている人はナルメフェンを使えない決まりになっています。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(添付文書§10.2の規定に基づく)
根拠
コデインリン酸塩散1%「フソー」(扶桑薬品工業)の添付文書、2020年2月改訂・第1版の原文(PDF)を確認した。用法は通常成人1回2g、1日6gを経口投与する(製剤により用法の細部が異なるため、用量の細部は製剤ごとの原文で確認すること)。§10冒頭に「本剤は主として肝代謝酵素UGT2B4、UGT2B7及び一部CYP3A4、CYP2D6で代謝される」とあり、投与されたコデインの5〜15%がCYP2D6でモルヒネに変換されて鎮痛作用を示す(§18)。§10.1(併用禁忌)の設定はなく、§10.2は中枢神経抑制剤/クマリン系抗凝血剤/抗コリン作動性薬剤/ナルメフェン塩酸塩水和物の行からなる。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。