アトゲパント × CYP3A4誘導薬(リファンピシン、カルバマゼピン等) 注意(ヒトデータあり)
要約
リファンピシンなど、代謝酵素CYP3A4の働きを強める薬と一緒だと、アトゲパントが早く分解され、血中濃度が下がって片頭痛予防の効き目が弱くなるおそれがあります。日本の添付文書ではCYP3A4誘導薬との併用注意や用量調整は示されていませんが、リファンピシン反復投与との併用試験では血中濃度の指標AUCが約0.4倍に下がっています。自己判断で量を変えず、処方医・薬剤師に伝えましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(リファンピシン併用で曝露が大きく下がったことが海外添文に示されている)
根拠
アクイプタ(アトゲパント)の相互作用は、日本の電子添文に基づくインタビューフォーム(2026年2月作成・第1版、2026年2月作成の電子添文に基づく)で確認した。本剤は主にCYP3Aにより代謝され、OATP1B1/1B3等の基質でもある。日本添文§10.2では強いCYP3A阻害剤(イトラコナゾール、クラリスロマイシン)とOATP阻害剤(シクロスポリン)が併用注意として名指しされ、イトラコナゾール併用でAUCが約5.51倍、Cmaxが約2.15倍に上がったヒト試験が示されている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。