アトゲパント × グレープフルーツ類 一般的注意
要約
グレープフルーツは代謝酵素CYP3A4を中程度に止めるため、アトゲパントの血中濃度がやや上がる可能性が、海外添文のモデル計算から類推されます(類推であることを明記します。海外添文の計算ではAUCが約1.7倍で、用量調整は不要とされています)。ふだんの量で大きな問題になるとはされていませんが、大量に毎日続ける場合は処方医・薬剤師に伝えましょう。
ヒトでのエビデンス
なし(ヒトでの直接試験ではなく、生理学的モデル(PBPK)計算に基づく類推)
根拠
アクイプタ(アトゲパント)の相互作用は、日本の電子添文に基づくインタビューフォーム(2026年2月作成・第1版、2026年2月作成の電子添文に基づく)で確認した。本剤は主にCYP3Aにより代謝され、OATP1B1/1B3等の基質でもある。日本添文§10.2では強いCYP3A阻害剤(イトラコナゾール、クラリスロマイシン)とOATP阻害剤(シクロスポリン)が併用注意として名指しされ、イトラコナゾール併用でAUCが約5.51倍、Cmaxが約2.15倍に上がったヒト試験が示されている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。