このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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ニンテダニブ × P-糖蛋白誘導剤 注意(添付文書)

要約

P-糖蛋白誘導剤(薬を排出する運び屋たんぱくP-gpを増やす薬のグループ)と一緒に使うと、本剤の血液中の量が減り、効き目が弱まる可能性があります。実際にリファンピシンとの併用では、本剤の量(AUC)が約50%、最高濃度が約60%まで下がりました(濃度が下がると、肺の線維化を抑える効き目が弱まるおそれがあります)。添付文書では、こうした働きのない又は少ない薬への変更を検討することとされています。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

あり(リファンピシンとの相互作用試験が添付文書§16.7.2に記載)

根拠

オフェブカプセル100mg・150mg(日本ベーリンガーインゲルハイム)の添付文書、2026年5月改訂・第8版をメーカー公表の現行添付文書原文で確認した。用法は通常、成人にはニンテダニブとして1回150mgを1日2回、朝・夕食後に経口投与。§10冒頭に「本剤はP-糖蛋白(P-gp、薬を細胞の外へ排出する運び屋たんぱく)の基質である」とあり、§10.2(併用注意)はP-糖蛋白阻害剤とP-糖蛋白誘導剤の2行。本剤の主な代謝はエステラーゼ(酵素の一種)による加水分解である(§16.4)。§10.2にP-糖蛋白誘導剤(リファンピシン、カルバマゼピン、フェニトイン、セイヨウオトギリソウ含有食品等)が名指しされている。§16.7.2にリファンピシン併用で本剤のAUC0-∞が50.1%、Cmaxが59.8%まで低下したことが記載されている(外国人データ)。

最終確認日
2026-11-02
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:代謝を受けたあと、主に糞中へ排泄

研究の条件

健康成人26例、リファンピシン600mgを1日1回7日間反復投与後、本剤150mg単回投与(外国人データ)

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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