チキジウム臭化物 × モノアミン酸化酵素阻害剤(MAO阻害剤) 注意(添付文書)
要約
モノアミン酸化酵素阻害剤(MAO阻害剤、パーキンソン病などの薬)と一緒に使うと、本剤の抗コリン作用(口の渇き、便秘、尿の出にくさなどにつながる作用)が増強されるおそれがあります。絶対に使えない組み合わせではありませんが、症状が強く出たら処方医・薬剤師に伝えましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
チアトンカプセル5mg・10mg(ヴィアトリス製薬合同会社)の添付文書、2025年7月改訂・第3版をPMDA電子添文の原文で確認した。用法はチキジウム臭化物として通常成人1回5~10mgを1日3回経口投与。§10.1(併用禁忌)の設定はなく、§10.2(併用注意)は三環系抗うつ剤、フェノチアジン系薬剤、抗ヒスタミン剤、モノアミン酸化酵素阻害剤の4行のみ。§10.2にモノアミン酸化酵素阻害剤が名指しされ、「本剤の作用が増強されるおそれがある。機序: MAO阻害剤は抗コリン作用を増強させるおそれがある」と記載されている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。