このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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グリチルリチン・グリシン・DL-メチオニン配合剤 × モキシフロキサシン塩酸塩(商品名: アベロックス) 注意(添付文書)

要約

感染症に使う抗菌薬モキシフロキサシンと一緒に使うと、心臓の拍動のリズムに異常(心室性頻拍という危険な不整脈や、心電図のQT延長=心臓の電気的な回復が遅れる状態)を起こすおそれがあると添付文書に書かれています。この薬で血液中のカリウムが下がると、モキシフロキサシンによる心臓への影響が出やすくなるためと考えられています。動悸やめまいがあれば早めに処方医・薬剤師に伝えましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

なし(添付文書§10.2の規定に基づく)

根拠

グリチルリチン酸一アンモニウム・グリシン・DL-メチオニン配合錠の添付文書、2024年4月改訂・第2版(2024年2月改訂・第1版を含む)を原文で確認した。1錠中グリチルリチン酸一アンモニウム35mg(グリチルリチン酸として25mg)、グリシン25mg、DL-メチオニン25mg。用法は通常、成人1回2~3錠を1日3回食後。§2ではアルドステロン症、ミオパシー、低カリウム血症の患者は投与しないこととされている。§10.1(併用禁忌)の設定はなく、§10.2(併用注意)はループ利尿剤、チアジド系及びその類似降圧利尿剤、モキシフロキサシン塩酸塩の3行のみ。グリチロン配合錠自身の現行版数についてはノートに確認状況を記した。§10.2でモキシフロキサシン塩酸塩が名指しされ、「心室性頻拍(Torsade de pointesを含む)、QT延長を起こすおそれがある。本剤が有するカリウム排泄作用により血清カリウム濃度が低下すると、モキシフロキサシン塩酸塩による心室性頻拍、QT延長が発現するおそれがある」とされている。

最終確認日
2026-11-02

代謝・排泄:添付文書に明確な記載なし

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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