このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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グリチルリチン・グリシン・DL-メチオニン配合剤 × カリウムを上げる薬(ACE阻害薬、ARB、カリウム保持性利尿薬、MR拮抗薬等) 一般的注意

要約

血圧や心臓の薬の中には、血液中のカリウムを上げる方向に働くもの(ACE阻害薬、ARB、カリウム保持性利尿薬、MR拮抗薬など)があります。これらの薬にはカリウムを上げる方向の作用もありますが、どちらがどれだけ強く出るかは人によって違い、打ち消し合って安全になるわけではありません。この薬のグリチルリチン酸にはカリウムを下げる方向の作用があるため、反対の作用の薬と一緒のときほど、血液中のカリウムが測ってみないと分からない状態になりえます(類推であることを明記します。添付文書でこれらの薬が名指しされているわけではなく、組み合わせを直接調べた試験もありません)。カリウムの検査値に変化があれば処方医・薬剤師に伝えましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

なし(併用の直接データなし。作用の重なりからの類推)

根拠

グリチルリチン酸一アンモニウム・グリシン・DL-メチオニン配合錠の添付文書、2024年4月改訂・第2版(2024年2月改訂・第1版を含む)を原文で確認した。1錠中グリチルリチン酸一アンモニウム35mg(グリチルリチン酸として25mg)、グリシン25mg、DL-メチオニン25mg。用法は通常、成人1回2~3錠を1日3回食後。§2ではアルドステロン症、ミオパシー、低カリウム血症の患者は投与しないこととされている。§10.1(併用禁忌)の設定はなく、§10.2(併用注意)はループ利尿剤、チアジド系及びその類似降圧利尿剤、モキシフロキサシン塩酸塩の3行のみ。グリチロン配合錠自身の現行版数についてはノートに確認状況を記した。添付文書の全文を確認したが、§10.2の名指しはループ利尿剤、チアジド系及びその類似降圧利尿剤、モキシフロキサシン塩酸塩のみで、カリウムを上げる薬の名指しはない。本剤のグリチルリチン酸のカリウム排泄作用(§10.2・§11.1.1)と、相手の薬のカリウムを上げる作用との重なりからの類推である。

最終確認日
2026-11-02

代謝・排泄:添付文書に明確な記載なし

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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