クロルフェニラミンマレイン酸塩 × MAO阻害剤 注意(添付文書)
要約
うつ病やパーキンソン病などに使うMAO阻害剤(モノアミン酸化酵素という物質の働きを止める薬)と一緒に使うと、この薬の中枢神経を抑える作用が強まったり、抗コリン作用(口の渇き、便秘、尿が出にくいなどの作用)による副作用が強まったりすることがあると添付文書に書かれています。減量するなど慎重に使うこととされています。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(添付文書§10.2の規定に基づく)
根拠
ネオレスタミンコーワ散1%(興和)の添付文書、2022年8月改訂・第1版をPMDA電子添文の原文で確認した。用法は通常、成人1回0.2~0.6g(dl-クロルフェニラミンマレイン酸塩として2~6mg)を1日2~4回経口投与。§10.1(併用禁忌)の設定はなく、§10.2(併用注意)は中枢神経抑制剤、MAO阻害剤、アルコール、ドロキシドパ・ノルアドレナリンの4行のみ。§10.2でMAO阻害剤が名指しされ、「減量するなど慎重に投与すること。中枢神経抑制作用が増強され、また抗コリン作用による副作用が増強されることがある」とされている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。