このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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エトラシモドL-アルギニン × セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ) ヒトでの直接データなし・機序からの注意

要約

セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ。気分を整えるサプリメントに使われる植物)は、薬を代謝する酵素CYP3Aなどを活発にする(誘導する)ことが知られています。この薬はCYP2C8・CYP2C9・CYP3Aで代謝され、実際にこれらを誘導する薬リファンピシンでは血中濃度の指標(AUC)が49%下がりました。セントジョーンズワートでも同じ仕組みで濃度が下がり、効き目が弱くなるおそれがあります(ヒトで直接確かめたデータはありません)。使っている場合は処方医・薬剤師に伝えましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

なし(ヒトでの直接データなし。CYP誘導薬の添付文書記載からの機序の注意。用量は不明と明記する)

根拠

ベルスピティ錠2mg(ファイザー)の電子添文(2025年6月作成)の全文を、インタビューフォーム(2026年9月改訂・第4版)収載の電子添文原文で確認した。用法は通常、成人にはエトラシモドとして2mgを1日1回経口投与。§10冒頭に、エトラシモドは主にCYP2C8、CYP2C9及びCYP3Aによって代謝されるとある。§10.2でCYP2C8・CYP2C9・CYP3Aを誘導する薬剤(リファンピシン等)が名指しされ、曝露量減少と有効性減弱の可能性が示されている。本剤の代謝はこの3酵素が主要な経路(寄与率はCYP2C8 38%・CYP2C9 37%・CYP3A4 22%)であり、主要な消失経路に関わるため機序バッジとした。セントジョーンズワート自体の名指しはない。用量データ: セントジョーンズワート製品の用量と本剤の組み合わせを調べた論文レベルの用量情報は確認できず、不明である。

最終確認日
2026-11-02
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:主に糞中へ排泄

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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