アミノフィリン水和物 × コーヒー 注意(添付文書)
要約
コーヒーに含まれるカフェインは、この薬と同じキサンチン系の成分です。添付文書では、カフェインを含む他のキサンチン系薬剤と一緒に使うと中枢神経(脳)の刺激作用が強まりすぎることがあるとされています。コーヒーをたくさん飲む習慣がある人は、そのことを処方医・薬剤師に伝えましょう。異常があれば減量や中止などの対応がとられます。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(添付文書§10.2の規定に基づく)
根拠
ネオフィリン錠100mg(エーザイ)の添付文書、2023年10月改訂・第1版をPMDA電子添文の原文で確認した。成人用法はアミノフィリン水和物として1日300~400mgを3~4回に分割経口投与。§10冒頭に「本剤は主として肝薬物代謝酵素CYP1A2で代謝される」とあり、§16.8.1にテオフィリンの有効血中濃度は通常8~20μg/mL、§8.1に血中濃度のモニタリング(血液中の量の測定)を適切に行うことが示されている。§10.2で他のキサンチン系薬剤(テオフィリン、ジプロフィリン、カフェイン水和物等)が名指しされ、過度の中枢神経刺激作用があらわれることがあると示されている。コーヒーはカフェインを含む飲料として扱った。
- 最終確認日
- 2026-11-02