このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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ピオグリタゾン・メトホルミン配合剤 × 食事 大きな影響なし(ヒトデータあり)

要約

この薬は朝食後に飲むことが決まりです。外国人での試験では、高脂肪の食事の後に飲むとメトホルミンの最高血中濃度(Cmax、血液中の薬の量のピーク)が約28%下がりましたが、血液中の総量(AUC)には差がなく、ピオグリタゾンの総量・最高濃度にも差がありませんでした。総量が変わらないことは、体に入る薬の全体量は保たれることを示します。またピオグリタゾン単独の試験でも、食後は最高濃度に達する時間が延びるだけで大きな差はありませんでした。もともと朝食後に飲む前提の薬ですので、用法どおり朝食後に飲んでください。ただし、これは一般的な用法です。医師があなたの状態に合わせて違う飲み方を指示している場合は、その指示どおりに飲んでください。

ヒトでのエビデンス

あり(外国人健康成人28例での高脂肪食の影響試験、および健康成人男子8例でのピオグリタゾン単独の食事の影響試験)

根拠

メタクト配合錠LD・HD(武田薬品工業)の添付文書、2026年3月改訂・第5版をPMDA電子添文で確認した。§16(食事の影響): 外国人の健康成人男女28例にピオグリタゾン/メトホルミン塩酸塩15mg/850mg(承認最大量を超える用量を含む海外製剤)を空腹時又は高脂肪食後に投与したとき、高脂肪食後でメトホルミン未変化体のCmaxが約28%低下したが、メトホルミンのAUCとピオグリタゾンのAUC・Cmaxに差はなかった。健康成人男子8例にピオグリタゾン30mgを空腹時又は食後に単回投与した試験では、食後でTmaxの延長がみられた以外に大きな差はなかった。用法は1日1回1錠を朝食後。

最終確認日
2026-11-02
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:ピオグリタゾンは主に肝臓で代謝(CYP2C8)、メトホルミンはほとんど代謝されず腎臓へ排泄

研究の条件

研究の条件: 外国人健康成人男女28例、15mg/850mg単回投与での空腹時・高脂肪食後の比較(本剤の国内承認用量は最大30mg/500mgで、850mgは海外用量)。ピオグリタゾン単独試験は健康成人男子8例、30mg単回。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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