ピオグリタゾン・メトホルミン配合剤 × リファンピシン等のCYP2C8を誘導する薬剤 注意(添付文書)
要約
結核などの治療に使うリファンピシンと一緒に使うと、ピオグリタゾンの血液中の総量(AUC)が54%下がったとの報告があります。濃度が下がると血糖を下げる効き目が弱まるおそれがあるため、リファンピシンと一緒に使う場合は血糖の管理状況をよく観察し、必要ならこの薬を増量することとされています。自己判断で量を変えず、処方医の指示に従ってください。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(リファンピシン併用でピオグリタゾンAUCが54%低下したとの報告が添付文書に記載されている。試験の詳細な条件は添付文書に示されていない)
根拠
メタクト配合錠LD・HD(武田薬品工業)の添付文書、2026年3月改訂・第5版をPMDA電子添文で確認した。§10.2でリファンピシン等のCYP2C8を誘導する薬剤が名指しされ、リファンピシンとの併用でピオグリタゾンのAUCが54%低下するとの報告があること、CYP2C8の誘導によりピオグリタゾンの代謝が促進されると考えられることが示されている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。