このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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ピオグリタゾン・グリメピリド配合剤 × 食事 大きな影響なし(ヒトデータあり)

要約

健康な成人24人で比べた試験(この薬を45mg/4mgで1回飲んだとき。高脂肪の食事を食べ始めて約30分後に飲む条件)では、ピオグリタゾンの血中濃度の指標(AUCと最高濃度Cmax)とグリメピリドのAUCは、空腹時と比べて食事の影響を受けなかったと判断される範囲に収まりました。一方、グリメピリドの最高濃度は食事でやや上がる方向の結果(信頼区間の上限が1.33倍)でしたが、総量(AUC)は変わらず、効き目の大きさへの影響は小さいと考えられます。この薬は朝食前でも朝食後でも飲める決まりになっています。血糖が下がりすぎる低血糖を防ぐためにも、食事を抜いたときの飲み方は自己判断せず、処方医・薬剤師に確認してください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

あり(健康成人24例での食事の影響試験の数値が添付文書§16.2に示されている)

根拠

ソニアス配合錠LD/HD(T's製薬、販売: 武田薬品工業)の添付文書、2026年3月改訂・第4版を電子添文の原文で確認した。用法は通常1日1回1錠(ピオグリタゾン/グリメピリドとして15mg/1mg又は30mg/3mg)を朝食前又は朝食後に経口投与する。§16.2(食事の影響)に、健康成人24例を対象とした2剤2期クロスオーバー法で、本剤45mg/4mg(承認されている最大用量30mg/3mgを超える量)単回・高脂肪食摂取開始約30分後投与のとき、ピオグリタゾンのAUC0-t・CmaxとグリメピリドのAUC0-tの幾何平均比の90%信頼区間は0.80〜1.25の範囲内にあり、グリメピリドのCmaxの幾何平均比の90%信頼区間は1.12〜1.33であったと示されている。用法は朝食前又は朝食後とされている。

最終確認日
2026-11-02

代謝・排泄:ピオグリタゾンは主に肝臓で代謝(CYP2C8)、グリメピリドは主に肝臓で代謝(CYP2C9)

研究の条件

研究の条件: 健康成人24例、2剤2期クロスオーバー法、本剤45mg/4mg(承認最大用量を超える量)単回投与、高脂肪食摂取開始約30分後に投与。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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