バルサルタン・ヒドロクロロチアジド配合剤 × アリスキレンフマル酸塩(直接的レニン阻害薬、商品名: ラジレス) 禁忌
要約
糖尿病のある人がアリスキレンフマル酸塩(ラジレス。血圧を下げる薬)と一緒に使うことは、原則として禁止されています(併用禁忌)。非致死性脳卒中(命に関わらない脳卒中)、腎機能障害、高カリウム血症(血液中のカリウムが増えすぎること)、低血圧の危険が増えたと報告されているためです。ただし、ほかの降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者は除くとされています。自分が当てはまるかどうかは自己判断せず、処方医・薬剤師に確認してください。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
コディオ配合錠MD/EX(ノバルティスファーマ)の添付文書、2025年9月改訂・第5版を電子添文の原文で確認した。用法は1日1回1錠(バルサルタン/ヒドロクロロチアジドとして80mg/6.25mg又は80mg/12.5mg)。§2(禁忌)及び§10.1(併用禁忌)で、アリスキレンフマル酸塩を投与中の糖尿病患者(ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く)が名指しされ、非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されていると示されている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。