バルサルタン・ヒドロクロロチアジド配合剤 × ツボクラリンの類似作用物質 注意(添付文書)
要約
ツボクラリンの類似作用物質(パンクロニウム臭化物などの筋弛緩薬。手術で筋肉の力を抜く薬)と一緒に使うと、その麻痺作用が強まることがあると添付文書に書かれています。ヒドロクロロチアジドで血液中のカリウムが下がることが関係すると考えられています。手術前の患者に使う場合は、この薬を一時休むなどの対応をすることとされています。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
コディオ配合錠MD/EX(ノバルティスファーマ)の添付文書、2025年9月改訂・第5版を電子添文の原文で確認した。用法は1日1回1錠(バルサルタン/ヒドロクロロチアジドとして80mg/6.25mg又は80mg/12.5mg)。§10.2でツボクラリンの類似作用物質(パンクロニウム臭化物)が名指しされ、類似作用物質の麻痺作用を増強することがあること、手術前の患者では一時休薬等の処置が示されている(ヒドロクロロチアジドによる血清カリウム値の低下による)。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。