このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

表示設定:配色 ライト / 文字 標準

テルミサルタン・アムロジピン・ヒドロクロロチアジド配合剤 × 食事 注意(ヒトデータあり)

要約

健康な男性36人で比べた試験では、食後に飲むと空腹時に飲んだ場合よりテルミサルタンの最高血中濃度(Cmax)が69.8%、血中濃度の指標(AUC)が36.3%下がり、ヒドロクロロチアジドの最高濃度も20.3%下がりました(総量は変わりませんでした)。アムロジピンには食事の影響はありませんでした。つまり食後だと血液中に入る量が減り、効き目が弱くなるおそれがありますが、この薬の用量はこの条件も含めて設定されています。大切なのは毎日同じ条件で飲み続けることで、添付文書でも「食後に服用している患者には、毎日食後に服用するよう注意を与えること」とされています。自己判断で飲むタイミングを変えず、決められた飲み方を続けてください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。ただし、これは一般的な用法です。医師があなたの状態に合わせて違う飲み方を指示している場合は、その指示どおりに飲んでください。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

ヒトでのエビデンス

あり(健康成人男性36例での食事の影響試験の数値が添付文書§16.2.2に示されている)

根拠

ミカトリオ配合錠(日本ベーリンガーインゲルハイム)の添付文書、2025年9月改訂・第5版をPMDA電子添文の原文で確認した。用法は1日1回1錠(テルミサルタン/アムロジピン/ヒドロクロロチアジドとして80mg/5mg/12.5mg)。§16.2.2(食事の影響)に、健康成人男性36例に本剤を食後投与したとき、空腹時と比べてテルミサルタンのCmaxが69.8%・AUC0-tzが36.3%低下し、ヒドロクロロチアジドのCmaxが20.3%低下(AUCは影響なし)、アムロジピンのCmax・AUCには食事の影響は認められなかったと示されている。§14.1.2にも、食後服用患者は毎日食後に服用すること、空腹時投与では食後投与より血中濃度が高くなり副作用が発現するおそれがあることが書かれている。

最終確認日
2026-11-02
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:テルミサルタン:主にグルクロン酸抱合で代謝され、主に糞中へ排泄/アムロジピン:主に肝臓で代謝(CYP3A4)/ヒドロクロロチアジド:ほとんど代謝されず、腎臓へ排泄

研究の条件

研究の条件: 健康成人男性36例、本剤(80mg/5mg/12.5mg)の食後投与と空腹時投与の比較。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

テルミサルタン・アムロジピン・ヒドロクロロチアジド配合剤 の飲み合わせ一覧へ