テルミサルタン・アムロジピン・ヒドロクロロチアジド配合剤 × カリウム保持性利尿薬・カリウム補給剤 注意(添付文書)
要約
スピロノラクトンやトリアムテレンなどのカリウム保持性利尿薬(尿を出しながらカリウムを保つ薬)や、カリウム補給剤と一緒に使うと、血液中のカリウムが増えすぎる(高カリウム血症)おそれがあると添付文書に書かれています。テルミサルタンにもカリウムを保つ方向の作用があるため重なるもので、特に腎臓の働きが低下している人で注意が必要とされています。なお、この薬にはヒドロクロロチアジドというカリウムを出す成分も入っていますが、どちらがどれだけ強く出るかは人によって違い、打ち消し合って安全になるわけではありません。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
ミカトリオ配合錠(日本ベーリンガーインゲルハイム)の添付文書、2025年9月改訂・第5版をPMDA電子添文の原文で確認した。用法は1日1回1錠(テルミサルタン/アムロジピン/ヒドロクロロチアジドとして80mg/5mg/12.5mg)。§10.2でカリウム保持性利尿剤(スピロノラクトン、トリアムテレン等)とカリウム補給剤が同一行で名指しされ、血清カリウム濃度上昇のおそれが示されている(テルミサルタンのカリウム貯留作用の増強。危険因子: 特に腎機能障害のある患者)。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。