イルベサルタン・トリクロルメチアジド配合剤 × 糖尿病用剤(SU剤、インスリン等) 注意(添付文書)
要約
糖尿病の薬(SU剤やインスリン)と一緒に使うと、糖尿病の薬の効き目が著しく弱まるおそれがあるとされています。本剤の利尿成分でカリウムが失われることで、すい臓からのインスリンの出が下がるためと考えられています。血糖値の変化に気づいたときは、処方医・薬剤師に伝えましょう。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
イルトラ配合錠LD・HDの添付文書、2025年5月改訂・第4版を原文で確認した。§10.2(併用注意)に糖尿病用剤(SU剤、インスリン)が名指しされている: 糖尿病用剤の作用を著しく減弱するおそれがある。機序は明確ではないが、チアジド系利尿剤によるカリウム喪失により膵臓のβ細胞のインスリン放出が低下すると考えられている。また§9.1.6では、痛風・糖尿病のある家系や高尿酸血症の患者でトリクロルメチアジドにより高血糖症を来し、糖尿病の悪化や顕性化のおそれがあるとされている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。