アムロジピン・アトルバスタチン配合剤 × ジゴキシン(心不全治療薬、商品名: ジゴシン) 注意(添付文書)
要約
ジゴキシン(心臓の働きを助ける薬)と一緒に使うと、ジゴキシンの血液中の濃度が少し上がります。アトルバスタチン10mgでは最高濃度が9.9%・総量が3.6%の上昇、80mg(日本の承認量を超える量)では最高濃度が20.0%・総量が14.8%の上昇が報告されています。ジゴキシンの濃度を測りながら使うこととされています。吐き気、食欲低下、脈の乱れなどがあれば処方医・薬剤師に伝えましょう。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
カデュエット配合錠(ヴィアトリス製薬)の現行添付文書(2026年4月改訂・第5版)を、EDITION回収パス(2026-11-02)で原典(KEGG MEDICUS掲載の電子添文)により確認し、登録時に参照した同一配合のアマルエット配合錠「TCK」(辰巳化学)の添付文書(2026年4月改訂・第3版)の記載と内容が一致することを照合した。§10.2〈アトルバスタチン〉にジゴキシンが名指しされている: 定常状態において血漿中ジゴキシン濃度が上昇する(アトルバスタチン10mg投与でCmax: +9.9%、AUC0-24h: +3.6%、腎クリアランス129→128mL/min、80mg投与でCmax: +20.0%、AUC0-24h: +14.8%、腎クリアランス160→149mL/min)ことが報告されている。併用する場合は血漿中薬物濃度のモニターを十分に行うこと。機序はアトルバスタチンによるジゴキシンのP-gpを介した排出の抑制。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認