アスピリン・ランソプラゾール配合剤 × メトトレキサート(抗リウマチ薬・抗がん剤、商品名: リウマトレックス等) 注意(添付文書)
要約
メトトレキサートと一緒に使うと、メトトレキサートの血液中の濃度が上がり、副作用(骨髄抑制=血液を作る力が落ちること、肝臓・腎臓・消化器の障害など)が強まるおそれがあります。高用量のメトトレキサートを使う場合は、本剤から他のアスピリン製剤への一時的な変更を考慮することとされています。体調の変化があるときは、処方医・薬剤師に伝えましょう。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
タケルダ配合錠(製造販売元: T's製薬、販売: 武田薬品工業)の添付文書、2026年7月改訂・第11版の全文はPMDAのpackページへ直接到達できなかったため、同版の電子添文に基づくインタビューフォーム(2026年7月改訂)で§10全文と数値を照合した。版数はIFの「本IFは2026年7月改訂の添付文書の記載に基づき改訂した」との明記で確認した。§10.2(併用注意)に「メトトレキサート」が名指しされている。臨床症状・措置方法: メトトレキサートの血中濃度が上昇することがある。高用量のメトトレキサートを投与する場合は、本剤から他のアスピリン製剤への一時的な変更を考慮すること。また、メトトレキサートの副作用(骨髄抑制、肝・腎・消化器障害等)が増強されることがある。機序・危険因子: ランソプラゾールによるメトトレキサートの血中濃度上昇の機序は不明である。アスピリン(高用量投与時)が血漿蛋白に結合したメトトレキサートと置換して遊離させること、またメトトレキサートの腎排泄を阻害すること。本剤のアスピリンは低用量(100mg)である。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認