このサイトは、薬の飲み合わせについて、添付文書や論文をもとに確かめた情報をお伝えするものです。あなたの体の状態や、ほかに飲んでいる薬のことまでは分かりません。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。

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アスピリン・ボノプラザン配合剤 × セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ) ヒトでの直接データなし・機序からの注意

要約

セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)は、薬を分解する酵素CYP3A4の働きを強めるハーブで、多くの薬の効き目を下げることがヒトの試験で確かめられています。ボノプラザンは主にこの酵素で分解されるため、本剤の胃酸を抑える効き目が弱まるおそれがあります。ただし、本剤との直接の試験データはありません。飲み始める場合は、そのことを処方医・薬剤師に伝えましょう。

ヒトでのエビデンス

なし(本剤との直接データなし。セントジョーンズワートのCYP3A4誘導作用自体はヒト試験で確認されている)

根拠

キャブピリン配合錠(武田薬品工業)の添付文書、2026年7月改訂・第11版をPMDA電子添文の原文で確認した。§10の序文に、ボノプラザンは主として肝薬物代謝酵素CYP3A4で代謝されるとあり、CYP3A4はボノプラザンの主要な消失経路にあたる。§10.2にも強い又は中程度のCYP3A4誘導剤でボノプラザンの血中濃度が低下する可能性が記載されている。セントジョーンズワートのCYP3A4誘導作用はヒト試験の系統的レビューで確認されている(Mills E, et al. BMJ. 2004;329:27-30、PMID: 15231618)。本剤との直接の併用データはない。

最終確認日
2026-11-02
確認方法
AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認

代謝・排泄:アスピリンは主に肝臓で代謝、代謝物は腎臓へ排泄、ボノプラザンは主に肝臓で代謝(CYP3A4)

研究の条件

研究の条件: セントジョーンズワートの摂取量は製品ごとにばらつきが大きく、本剤との併用で影響が表れる量は確かめられていない(不明)。

この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。

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