ビソプロロール(経皮吸収製剤) × フィンゴリモド塩酸塩 注意(添付文書)
要約
多発性硬化症の薬フィンゴリモドを使い始めるタイミングで一緒に使うと、脈がとても遅くなる(重度の徐脈)や、心臓の電気の伝わりが止まる(心ブロック)が認められることがあります。どちらの薬にも脈を遅くする方向の作用があるためです。フィンゴリモドを始めることになった場合は、本剤(貼り薬)を使っていることを必ず処方医に伝えてください。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし
根拠
ビソノテープ2mg・4mg・8mg(トーアエイヨー)の添付文書、2025年8月改訂・第3版を原文で確認した。§10.2にフィンゴリモド塩酸塩が名指しされ、フィンゴリモド塩酸塩の投与開始時に併用すると重度の徐脈や心ブロックが認められることがある、共に徐脈や心ブロックを引き起こすおそれがあるためとされている。本品目(経皮剤)自身の添付文書で確認したもので、経口剤の記載の転用ではない。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。