トラマドール・アセトアミノフェン配合剤 × 酵素誘導作用のある薬剤(カルバマゼピン、フェノバルビタール、フェニトイン、プリミドン、リファンピシン、イソニアジド) 注意(添付文書)
要約
薬を分解する酵素の働きを強める薬(カルバマゼピン、フェニトイン、リファンピシンなど)と一緒に使うと、トラマドールの血液中の濃度が下がり、痛みを抑える効き目が弱まるおそれがあります。さらに、長く一緒に使っている場合は、アセトアミノフェンから肝臓に有害な物質が作られやすくなり、肝臓を傷めるおそれがあります。痛みの効き具合の変化があるときは、処方医・薬剤師に伝えましょう。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(添付文書の併用注意の規定に基づく)
根拠
トラムセット配合錠(ヤンセンファーマ)の添付文書、2024年8月改訂・第6版を確認した。§10.2(併用注意)にカルバマゼピン、フェノバルビタール、フェニトイン、プリミドン、リファンピシン、イソニアジドが名指しされている: 酵素誘導によりトラマドールの血中濃度が下がって作用が弱まるおそれがある。また、長期に併用している人では、アセトアミノフェンの肝臓に有害な代謝物(NAPQI)が作られやすくなり、肝障害が起こりやすくなる。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。