ロサルタンカリウム・ヒドロクロロチアジド配合剤 × アリスキレンフマル酸塩(直接的レニン阻害薬、商品名: ラジレス) 禁忌
要約
糖尿病のある人がアリスキレン(商品名: ラジレス)と一緒に使うことは、添付文書で禁止されています。血圧を調節する仕組み(レニン-アンジオテンシン系)への作用が重なり、命に関わらないタイプの脳卒中、腎臓の機能の悪化、血液中のカリウムの上昇、血圧の下がりすぎの危険が高まることが報告されています。ただし、他の血圧の治療を行っても血圧のコントロールが著しく不良の場合は例外とされています。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(添付文書の併用禁忌の規定に基づく)
根拠
プレミネント配合錠LD・HD(オルガノン)の添付文書(2025年9月改訂)§2(禁忌)にアリスキレンフマル酸塩を投与中の糖尿病患者(ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く)が挙げられ、§10.1(併用禁忌)にも名指しされている: 非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている。機序はレニン-アンジオテンシン系阻害作用の増強と考えられている(インタビューフォーム、2025年9月改訂・第26版で確認。添付文書自体の版数は未確定)。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。