グリクラジド × アルコール(酒) 注意(添付文書)
要約
お酒はこの薬の低血糖を長引かせたり強めたりすることがあります。空腹での飲酒や大量飲酒は特に危険です。飲む場合は食事と一緒の少量にとどめ、低血糖の症状(冷や汗、動悸、手の震え、強い空腹感)を知っておいてください。ブドウ糖や砂糖入りの飲み物(ラムネ、スポーツドリンクなど)を手元に用意しておくことも大切です。目安はブドウ糖10g、またはブドウ糖を含む飲み物150〜200mLほどです(日本糖尿病学会の目安)。砂糖で代用する場合は倍の20gが目安ですが、効き始めはブドウ糖より遅れます。ブドウ糖10gで血糖値はおよそ30〜50mg/dL上がるというデータがあります(体格や状況によって変わります)。
ヒトでのエビデンス
あり(添付文書記載)
根拠
PMDA添付文書9.1・10.2(アルコールは血糖降下作用を増強しうるものとして注意)※ブドウ糖10g・150〜200mL・約15分という数値は、日本糖尿病学会『糖尿病治療ガイド』(低血糖およびシックデイの章)に基づく目安で、添付文書本文の数値ではありません。血糖値の上がり幅は、Wiethop & Cryer(1993年)の実験(1型糖尿病でブドウ糖10gを口から摂ったところ、約30分で血糖値が約37mg/dL上がった)や、臨床で広く使われる目安(ブドウ糖1gで約5mg/dL)をもとに、およそ30〜50mg/dLとしています。
- 最終確認日
- 2026-11-02
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。