アプレピタント × ミダゾラム(鎮静薬、商品名: ドルミカム) 注意(添付文書)
要約
アプレピタントは、鎮静薬ミダゾラムを分解する酵素(CYP3A4)の働きを止めるため、飲み薬のミダゾラムの血液中の総量(AUC)が1日目に2.27倍、5日目に3.30倍に上がりました。濃度が上がると、眠気などの作用が強まるおそれがあります。注射のミダゾラムでは上がり方は小さめ(1.47倍)でした。併用時は処方医が用量に注意します。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
あり(併用試験で経口ミダゾラムのAUCが最大3.30倍に上昇した報告)
根拠
イメンドカプセル125mg・80mg・セット(小野薬品工業)の添付文書、2024年6月改訂・第3版(電子添文)を原典として確認した(同版に基づくインタビューフォーム2024年6月改訂・第13版で§10・§16.7の数値を照合)。§10.2(併用注意)の「CYP3A4で代謝される薬剤」にミダゾラムが含まれて名指しされている: 本剤のCYP3A4阻害により効果が増強されるおそれがあり、その影響は静注剤よりも経口剤の方が大きい。海外試験で、経口ミダゾラム2mgのAUCは本剤投与前に比べ1日目に2.27倍、5日目に3.30倍に上昇し、静脈内投与ミダゾラムでは1.47倍の上昇であった(§16.7.3関連データ)。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
この記録は一般的な情報です。自己判断で薬を中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談してください。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多くあります。