イベルメクチン × 食事 注意(ヒトデータあり)
要約
健康な人11人で、高脂肪食(脂肪48.6g、784kcal)の後に飲むと、空腹時に飲んだ場合に比べてイベルメクチンの血液中の総量(AUC)が約2.6倍に上がりました。濃度が上がると、めまいや吐き気などの副作用が出やすくなるおそれがあります。そのため、この薬は水だけで、空腹時に飲むことが望ましいとされています。決められた飲み方を守ってください。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。ただし、これは一般的な用法です。医師があなたの状態に合わせて違う飲み方を指示している場合は、その指示どおりに飲んでください。
ヒトでのエビデンス
あり(健康成人11例での食事の影響試験で、高脂肪食後にAUCが約2.6倍に上昇)
根拠
ストロメクトール錠3mg(MSD、販売: マルホ)の添付文書、2023年7月改訂・第1版を原文で確認した。§7.1: 本剤は水のみで服用すること。脂溶性物質であり、高脂肪食により血中濃度が上昇するおそれがあるため、空腹時投与が望ましい。§16.2: 健康成人11例に30mgを単回投与した試験で、高脂肪食(脂肪48.6g、784kcal)食後投与の未変化体AUCは空腹時投与の約2.6倍に上昇した(外国人データ、Guzzo CA, et al. J Clin Pharmacol. 2002;42:1122-33)。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認
研究の条件
研究の条件: 健康成人11例、イベルメクチン30mg単回投与での高脂肪食後と空腹時の比較(添付文書§16.2)。30mgは体重60kgの人の通常1回量(約200μg/kg=約12mg)より多い量での試験である。