バルサルタン・アムロジピン配合剤 × CYP3A4阻害剤(エリスロマイシン、ジルチアゼム等) 注意(添付文書)
要約
エリスロマイシン(抗菌薬)やジルチアゼム(血圧・心臓の薬)、リトナビル、イトラコナゾールなど、CYP3A4という代謝酵素(薬を分解する仕組み)を止める薬と一緒に使うと、アムロジピンの血中濃度(血液中の薬の量)が上がったとの報告があると添付文書に書かれています。濃度が上がると血圧が下がりすぎるおそれがあります。これらの薬を使い始めた・やめたときは処方医・薬剤師に伝えましょう。服用時間をずらすことで対処できる飲み合わせではありません。自己判断で中止・変更せず、気になったら処方医・薬剤師に相談を。処方には、添付文書には書かれていない、その人の状態に合わせた理由があることも多いです。
ヒトでのエビデンス
なし(添付文書§10.2の報告に基づく。具体的な上昇率は添文に示されていない)
根拠
エックスフォージ配合錠(ノバルティスファーマ)の添付文書、2025年9月改訂・第3版をPMDA電子添文の原文で確認した。用法は1日1回1錠(バルサルタン/アムロジピンとして80mg/5mg)。§2(禁忌)にはアリスキレンフマル酸塩を投与中の糖尿病患者(例外あり)が含まれ、§10.1にも同内容が置かれている。 §10.2でCYP3A4阻害剤(エリスロマイシン、ジルチアゼム、リトナビル、イトラコナゾール等)が名指しされ、エリスロマイシン及びジルチアゼムとの併用によりアムロジピンの血中濃度が上昇したとの報告が示されている。
- 最終確認日
- 2026-11-02
- 確認方法
- AIによる検証のうえ薬剤師が一括承認